まずはカジュアルにお話ししましょう!
治療家に必要な技術と知識を学べる「医塾」
昨年末からの取り組みとしてはじめた「医塾」についてご紹介します。
コンセプトは「社内教育機関」で、人財育成を目的としたセミナーや研修を行っています。
堺整骨院の経営理念の考え方に「限りなく医療サービスを探求します」というものがあり、これまでにも治療の質を高める勉強会やサービス向上の講義をやってきましたが、今回も経営理念を体現するための取り組みという位置付けです。
医塾は本部で行うため、ずっと現場にいると教えられないことなどを現場と離れたところで教えられるというメリットがあります。
医塾が対象とする勉強会の内容
医塾では、大きく分けると「施術」のセミナーと「マネジメント」のセミナーがあります。
また、それぞれのセミナー内では施術の「やり方」とそもそもサービスを提供する際の「あり方(考え方)」について講義します。「施術をする前」の話と、実際の「施術のやり方」という表現の方がわかりやすいかもしれません。
治療技術(施術のやり方)と医療サービス(あり方・考え方)に分けて例をあげてご説明します。
治療技術を高めるための勉強会
例えば、患者様の腰の診断を行う場合はどのようにすれば良いでしょうか。
堺整骨院では有資格者と無資格者をそれぞれ「スペシャリスト」と「セラピスト」という区分けをしているのですが、自費治療はどちらでも対応できるように診断技術と手技の教育を徹底しています。
診断の際の独自の評価基準として「爆痛源評価」というものを用意しており、この評価方法をマスターすることによって「どこの筋肉が悪いのか」「痛みを発している原因は何か」を特定して根拠を持って施術が行えるようになります。
そのため、患者様一人一人に合わせた治療を提供することができますので、仕事にやりがいを感じることにも繋がります。
ただマニュアルを覚えて作業するだけではない、この治療の自由さが堺整骨院で働くメリットのひとつでもあります。
10人の患者様に1通りの施術を提供するのではなく、10人の患者様に10通りの施術を提案できる治療家になりましょう。
医療サービスを向上するための勉強会
医療サービスとはそのまま「医療+サービス」です。
治療技術がどれだけ高くても、親身さがない先生に対応してほしくないというのが患者様の本音です。
なので私たちは治療家として、治療技術を磨くだけではなく、患者様に治療を提案する中で心地よい空間を提供できるかなどの気遣いが必要になります。
弊社では「施術の5ステップ」として体系化し、患者様をお迎えしてからお見送りするまでの中で大切にするポイントなど多岐に渡る内容を講義の中でお話ししています。
セミナーの講師はほとんどがエリアマネージャーとして活躍している先生なので、実践的な知識を吸収することが可能です。
勉強会を通して「スタッフに還元」
講義の一つひとつに意図がありますが、冒頭でお伝えした通り一番重要なのは人財育成です。
また、単なる知識や技術のアップデートではなく、堺整骨院では日本の中で本当に良いものを探しながら弊社の中でカスタマイズして落とし込んでいくという企業努力を行なっているため、その中で得た知見やノウハウをスタッフに還元するという意味合いも含まれます。
柔道整復師・鍼灸師の仕事のやりがい
治療家の価値は、「どれだけ患者様を幸せにできるか」で決まります。
そして、患者様の幸福感と満足度に繋がる施術をすることが、治療家としてのやりがいに繋がります。
そのような治療家には患者様がついてくるので、スタッフとしての評価も上がります。
もちろん、院ごとに成果を数値化して管理しているため各院長がスタッフの育成を行なっていますので、あくまでも医塾は育成のサポートですが、この勉強会を通してひとりでも多くのスタッフにより一層活躍してもらいたいという想いで運営しています。
医塾の成果
各院の院長が成果を出しているので純粋な医塾の成果とは言えませんが、医塾に参加したスタッフがいる院の院長からは、「自院の患者様からの評価が上がった」という声を聞きます。
例えば、100人の施術者の内、評価基準を超えている施術者がこれまで30人に満たなかったとしたら、医塾がスタートしてからこの人数が40人を超えるようになったぐらいの印象です。
医塾では「平等に全てのスタッフを成長させたい」という願いがあるので、これまで伸び悩んでいたスタッフが勉強会に参加することで成長し、より一層やりがいを感じて仕事をしてくれているのを見ると私たちもとても嬉しい気持ちになります。
また、勉強会に参加したスタッフは、ただセミナーを受けるだけではなく、次の日から現場に落とし込んでくれているため院全体で成果が上がっているのも想像以上の副次効果です。
参加対象者
医塾への参加は、基本的には各院長の推薦で決まります。
セミナーの内容を事前に院長に伝えて、院長が該当のセミナーに参加してほしいスタッフに声をかけるという流れです。(エリアマネージャーが指名することもあります)
講義によって内容が全然違うので、講義の目的まで各院に周知し、講義を必要としているスタッフに参加してもらうようなイメージです。
例えば自費物販のセミナーであれば、自費物販が伸びてほしいスタッフなどが推薦されるため、社歴に関係なく参加していただくことが可能です。
まだまだ医塾は発展途上ですが、これから外傷セミナーやマネジメントセミナーにも力を入れて、より多くのスタッフのキャリアアップに貢献していけるように運営を頑張っていきます!
新卒・中途の求人募集について
堺整骨院では積極的に求人募集を行い、新卒・中途の採用に取り組んでいます。
柔道整復師・鍼灸師の国家資格受験前の学生でも受験後の方でも是非まずはカジュアルにお話ししましょう!
進路の悩みや治療家としてのキャリアの積み方など、堺整骨院に応募するしないに関わらずお気軽にご相談ください。